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05 May 2025            [PR]  |   |
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僕はビートルズ(5) (モーニングKC) アレルヤ 5 (ビッグコミックス)

K氏「アレルヤと、僕はビートルズいきますか。」
F氏「これ俺知らないんだよね。」
K氏「とりあえず、アレルヤはむごたらしいね(笑)。」
F氏「(笑)よく読んだね。」
K氏「んー いや TUTAYAで20冊借りないと1000円にならないから・・・。」
F氏「あ、そうなの。」
K氏「いま、キャンペーンやってて20冊1000円なの。」
F氏「10冊500円でしょ?。」
K氏「え、こっちは10冊700円。」
F氏「あ、そうなの?。」
K氏「そっちのが安いね。」
F氏「うちは、10冊500円で、それ以降は1冊50円。そんな感じだと思った。」
K氏「じゃあ、ちょっと違うんだね。料金体系が・・。」
F氏「まあ、あとカバーも付いてるしね。」
K氏「んじゃ、この辺で本題へ・・ 僕はビートルズですが、絵だけは見た事があるんじゃないかな?。」
F氏「僕はビートルズは分かるんだよ・・でも、アレルヤ?これが分からない。」
K氏「これ能上純一 月下の棋士の作者の作品だよ。」
月下の棋士 (1) (ビッグコミックス)

F氏「あー、あの人の作品ね。」
K氏「そう。でね、この二つはいっぺんに行こうと思っていて・・。」
F氏「アレルヤねえ・・(画像検索中) あー絵は見たことあるかも。でもまったく読んだことないね。」
K氏「まあ、どこで連載されていたかも知らないけど・・。」
F氏「(笑)なんか知ろうともしてないね。」
K氏「んー ただ能上純一の作品だー って思って久々に手にとって見たってだけ。」
F氏「(アレルヤ検索結果を見ながら) あー ビックコミックオリジナルだね・・。」
K氏「まー 取り合えず、僕はビートルズのほうから。」
F氏「はい。」
K氏「これはね、かわぐちかいじ が描いているんだけど・・。」
F氏「はいはい。」
K氏「あらすじとしては、ビートルズのコピーバンドをやっている4人が、ビートルズデビュー前の日本にタイムスリップすると・・。」
F氏「はあ。」
K氏「そこで、その人たちは、本物よりも先にビートルズになるってお話。まあ、コピーバンドもやってたしね。」
F氏「本家のビートルズがデビュー前なんだ・・。」
K氏「そう。デビュー前。タイムスリップした人たちは腕の立つビートルズのコピーバンドだから、すべての楽曲とか演奏できるわけ・・。」
F氏「はいはい。」
K氏「だから、自分たちのオリジナルとして、ビートルズのデビュー前の日本にリリースしてしまうってお話。」
F氏「うん。」
K氏「で、この漫画を読んで感じることなんだけど、主人公が沈黙の艦隊の海江田船長に見えてしまうわけ。」
沈黙の艦隊(1) (講談社漫画文庫)

F氏「ほう。」
K氏「別に似ているわけじゃあないんだけど。」
F氏「ふん。」
K氏「なんか、その大胆不敵さみたいなところ。」
F氏「ということは、遠慮も無く、恥も外聞も無く・・・。」
K氏「そう、これは僕たちのオリジナルですよって感じで行くわけ。仲間はちょっと葛藤とかするんだけど。」
F氏「ほう。」
K氏「でも、この作者こういうキャラ好きじゃない?。」
F氏「うん。」
K氏「そりゃ、潜水艦の話とビートルズの話でぜんぜんジャンルも違うんだけど・・。」
F氏「うん。」
K氏「でも、作者 かわぐちかいじ が描きたい人物像ってのがあんな感じなんだなあってよく分かる。」
F氏「なるほど。」
K氏「で、ここで言いたいのは、漫画が変われど作者が一貫して言いたいこと?表現したいこと?好きなこと?は一貫しているんだなあってこと。」
F氏「それって、どちらかというと弊害というか、あまりいいことだとは思っていないんだけど。」
K氏「うん。」
F氏「例えばさ高橋留美子とかさ、あだち充とかの漫画はさ、どれをとっても全部一緒じゃない?。」
K氏「そうねえ。」
F氏「主人公とかのキャラクターとかさあ・・。」
K氏「でも、それは伝統を崩さないというか・・職人の巧みの技みたいな境地に入っている感じがするね。」
F氏「そうだねえ。藤子不二夫しかりなわけでしょ。」
K氏「そうねえ。」
F氏「まあ、黄金パターンなのかもしれないけれど・・でも、それをよしとは思えないんだよね。」
K氏「んー。」
F氏「だったら同じ漫画で続けてりゃよかったのにって思う。表面上が変わっただけで、そのほか一緒ってのはどうかなぁ・・。」
K氏「そうねえ。」
F氏「まあ、ビートルズだ、潜水艦だ、でもねえ。」
K氏「まあ、僕はビートルズはそこまでじゃないけどね。」
F氏「でも、これ原作が付いているんだね。」
K氏「付いてるね。」
F氏「原作が付いているとちょっとは変わるんだろうけど・・。」
K氏「でも、アレルヤは酷いね。」
F氏「そうなの?。」
K氏「アレルヤはね、主人公のキャラが月下の棋士の主人公みたいなキャラで・・傍若無人な少年?青年?って感じで・・。」
F氏「やっぱり天才バイオリニストなの?。」
K氏「そう。で親父が昔有名だったバイオリニストで・・・。」
F氏「あー。」
K氏「で、その基本的には月下の棋士だと、おじちゃんだったかな?おじいちゃんに鍛えられて強くなっていく・・。」
F氏「うん。」
K氏「で、アレルヤはお父さんに鍛えられて上手くなっていく・・・で、その辺までならまあ、許せる範囲なんだけど。」
F氏「ほう。」
K氏「一番酷かったのは、主人公があるコンクールに出るんだけど、そのコンクールに出るためには推薦状が要ると。」
F氏「ふん。」
K氏「で、月下の棋士でも同じような話があって、奨励会だったか、なんかの大会に出るためには、有名な棋士の推薦状が必要だとかそんな話あったと思うんだけど。」
F氏「ああ、あったねえ。確か基本師匠がいないと駄目だったよね。」
K氏「で、月下の棋士の時には、おじいちゃんが書いた推薦状をもってくるじゃない。」
F氏「うん。」
K氏「で、アレルヤでは、お父さんが書いた推薦状をもってくるんだよね。」
F氏「それは何なんだろね、だれもそこを指摘しないのかね。」
K氏「わかんない。それと登場人物とかも、かなり酷似した登場人物が何人かいるよ。」
F氏「そうなんだ。」
K氏「これはひどいね。この漫画は。」
F氏「ちなみにさ、アレルヤだっけ? これは面白いの?。」
K氏「うんとねえ、息を呑むほどつまらない。」
F氏「(笑)そうなんだ。それはもう失敗なんだろうね。」
K氏「失敗だね。完全なる。」
F氏「へー。」
K氏「簡単に言ってつまらない。」
F氏「ひどいね。でも、あの作者 能上純一? 世の中的にはさ、そんなにメジャーな漫画家じゃあないよね?。」
K氏「んー。俺は、中堅クラスだと思うけど・・・。」
F氏「ま、中堅と言えば中堅か・・ 例えば、鳴きの竜はさ、結局麻雀漫画じゃない?。」
哭きの竜 1 (近代麻雀コミックス)

K氏「そうだねえ。」
F氏「そうすると、確かに知名度はあるにしても、金と銀やアカギとかといっしょで、読者層が非常に限られるじゃない?麻雀である以上。」
銀と金 (1) (双葉文庫―名作シリーズ) アカギ―闇に降り立った天才 (第1巻) (近代麻雀コミックス)

K氏「うん。」
F氏「まあ、そりゃしょうがないとしても、月下の棋士でメジャーになったかな?というところもあるけれど・・・。」
K氏「そうだねえ。」
F氏「まあそれぐらいでしょ。俺はそれほどメジャーな感じはしてなくてさ・・。」
K氏「まあ、月下の棋士だけかな、一般的に認知されているのは。」
F氏「だから、俺はあんまり評価してないねえ。」
K氏「まあ、その漫画が好きか嫌いかとか面白い面白くないとか漫画の評価は一義的に決まらないというか・・・。」
F氏「まあ、もちろん、この作者のこれが好きだけど、これは嫌いとか当然あるんだけど。」
K氏「うん。」
F氏「この能上純一がアレルヤという漫画を描こうとしたときに、大御所扱いをされたのかなあ?と。」
K氏「うん。」
F氏「これ月下の棋士似てますよね?って編集者が口を出せないレベルの漫画家ではないと思うんだよね(笑)。」
K氏「(笑)いやさっきの話、漫画の面白さは、一義的ではない。例えば、ストーリが面白い漫画が、すなわち面白い漫画なわけではないとか・・・。」
F氏「ああ、そういう意味でもあるね。」
K氏「うちの義理の父は、ある意味、漫画とかの専門家でもあるんだけど、義理の父は能上純一が大好きらしく。」
F氏「ほー。」
K氏「絵が綺麗、好き。以上って感じらしいんだけど。」
F氏「あー絵ね。まあー 独特だけど 好きな人はいそうだよね。」
K氏「まあ、そういう見方もあるねえって思って。」
F氏「あー まあそれはそれとしても、よくそこまで酷似した漫画を出せるね。」
K氏「うん。」
F氏「それでも全5巻でてるんでしょ。」
K氏「全5巻すべて読んだよ。とりあえず。」
F氏「(笑)・・・・。これを書かせたのは小学館かー・・・。でも月下の棋士描いてからヒットらしいヒット出してないよね。」
K氏「そうだねえ。そういえば、この人、昔・・俺の幻覚かもしれないんだけどラーメン漫画描いてなかった?。」
F氏「あー(笑)あるらしいね(笑)。」
K氏「俺さ、その後それを見つけられないから幻覚だと思ってたけど、あるんだ(笑)。」
F氏「ばりごく麺 ってやつだね確か。」
ばりごく麺 1 (ヤングジャンプコミックス)

K氏「ちょっと待ってね(ネット検索中)。」
F氏「いま能上純一のwikiを見てるけど、最後に今までの単行本リストって言うのがのっているから、見てたんだけどさ、ばりごく麺あるねえ。」
K氏「ほう。」
F氏「これ4巻まで出てるね。」
K氏「そうかあ。これTUTAYAでね、麺の水切るざるもっている人が表紙で、絵的に能上純一だよなあ?と思っていて、いつかは読みたいなあと思っていた。」
F氏「そう?(笑)。」
K氏「やっぱり書いていたんだ。」
F氏「あー、ちょっと思い出した。これ一時期読んでたわ。」
K氏「面白いの?。」
F氏「いやー2週くらい読んで、その後、読んでないね。」
K氏「そっかー。」
F氏「たぶんこの人ラーメン食ったことないと思うよ。(鳴きの竜を書いていたとき能上純一は麻雀を知らなかったらしいというエピソードがある)。」
K氏「(笑)麻雀も知らなかったしね(笑)。」
F氏「たぶんバイオリンには、ふれたことも無いと思うよ。」
K氏「そうだねえ、まあ、能上純一はねえ、やっぱ月下の棋士が頂点だったのかなあ・・。」
F氏「そうだね それがすべてだったんだろうね。」
K氏「まあ、月下の棋士は面白かったけど・・・。」
F氏「そうねえ。」
K氏「おれは結構好きだったよ。」
F氏「月下の棋士は単純に面白かったと思う。」
K氏「それでさあ、谷川?だったっけ ライバル役の・・で、あれの変態的名描写とかさ、モデルの本人はどう思ってたんだろね。」
F氏「一二三かだれかでしょ?。」
K氏「いや、たしか名前もかなり似てて、読み方を入れ替えただけの人だったと思うけど。」
F氏「そうだっけ。」
K氏「あ、そうそう滝川幸次と谷川浩司。」
F氏「ああ、勘違いしていた。」
K氏「これがさあ、将棋の盤を舐めちゃったりするじゃない、蚊を殺したかなんかで・・。」
F氏「ああ、あったね。」
K氏「これモデルの谷川さんにお伺いとか立てたのかな?。」
F氏「どうだろ?。」
K氏「立ててないとしても、谷川さんは周りの人とかに、「今週は盤舐めてたな。」とか言われたんだろね。」
F氏「モデル本人は聞いてた話と違うとか思うのかね。」
K氏「そうねえ。」
F氏「あれ?、将棋漫画ですよね?って聞き返すよね。」
K氏「目をつぶって横断歩道とか渡んないといけないしね。」
F氏「そうね。」
K氏「そういえば、横断歩道を渡るシーンはアレルヤにもあるんだよね。」
F氏「でも、あの人、基本的に変態ぽいの書きたがるからね。」
K氏「変態大好きだしね。」
F氏「そうそう。まあ、それはそれで漫画家としては面白くていいんだと思うんだけど。」
K氏「個性は確かに強いよね。」
F氏「うーん。」
K氏「絵もあの人以外ないからね 似てる絵があまり無いよね。」
F氏「劇画調というか、非常にリアルな絵で書くからこそだけどね。」
K氏「確かにね、でもあの人絵が下手だったら目も当てられないけどね。」
F氏「まあ、一度、ばりごく麺 読んでみてもいいかもね(笑)。」
K氏「で、今回は作者と、生み出される漫画の類似性について話したかったんだけど。」
F氏「ほう。」
K氏「それが良しか悪しかなんともいえないけど、そういうのってどこから来るんだろう? というのが気になった。」
F氏「うん。」
K氏「得意分野?憧れ?。」
F氏「得意分野。あと成功体験じゃないかな。」
K氏「成功体験?。」
F氏「あのー。 これは漫画家に限らずだけど、人間一回成功するとさやっぱりそれを基本としちゃうじゃない?。」
K氏「そうだねえ 確かに。」
F氏「でー。 サラリーマンとかでもそうだと思うけど、一回成功すれば、部下にもこうやってやれって言うじゃない?。」
K氏「うん。」
F氏「成功体験をスタンダードにしちゃうくらいでさ・・。」
K氏「うん。」
F氏「ましてや、商売でやっている人たちは、一回成功しちゃうとそこから離れにくい?離れられないんじゃない?想像だけどそんな気がする。」
K氏「そういうので、挙げられるとすれば、やっぱあだち充でしょ。」
F氏「そう。高橋留美子あたりも、藤子不二夫は極端すぎるけどそうだよね。」
K氏「藤子不二夫(笑)。あれはもうスタイルといってもいいかもね(笑)。成功体験とかじゃなくて。」
F氏「読んでる人間はさ、これスネオで、これジャイアンで・・って当てはめて読んじゃうもんね。」
K氏「まあ、力関係のバランスはそれぞれの漫画で多少異なるけど・・。」
F氏「うん。」
K氏「キテレツ君あたりだと、ブタゴリラもトンガリも結構友好的だけどね。」
F氏「そうね。」
K氏「でもブタゴリラってあだ名はひどいよね(笑)。」
F氏「(笑)確かに。今の時代だと許されないね。」
K氏「そうねギリアウトかな。」
F氏「ちなみにさ、いまURL送ったけど、この漫画を知っているかな?。」
K氏「レトロゲームマニア?。」
F氏「うん。 このファミコンコマンドーっていう。」
K氏「あ、俺の記憶が刺激されている。え?これ何で連載されていたっけ?。」
F氏「どうなんだろうねえ。・・ファミコミック?。」
K氏「ファミコンが全盛期のときにやっていたんだろうね。」
F氏「これでさ、このページの下のほうを見るとすごい絵が載っているんだけど、こいつファミコンで戦うんだよ。」
K氏「おお。」
F氏「しかも本体で。」
K氏「(笑)(笑)(笑)。」
F氏「(笑)(笑)(笑)。」
K氏「しかし、時代だねこれは。」
F氏「いや、これはね作者を責めてはいけないんだよ。」
K氏「うん。」
F氏「この作者はファミコンの漫画を描いてくれって言われたんだけど、たぶんファミコンを見たことも無ければ、触ったことも無かった。」
K氏「ほうほう。」
F氏「ファミコンってものが何かも知らずに、漫画を書いてくれって言われて描いた漫画だと。」
K氏「ほうほう。」
F氏「で、この人がんばったと思うんだよ。(笑)。」
K氏「(笑) そうだね。やっぱ仕事とかだとさ、理不尽なことたくさんあるじゃない?。」
F氏「だから、たとえば能上純一がね。」
K氏「うん。」
F氏「編集側から。」
K氏「うん。」
F氏「麻雀の漫画を描いてくれと。」
K氏「うんうん。」
F氏「言われてさ、で、麻雀なんか知らないけども書かなければならない。で、描いて鳴きの竜を完成させたなら、たいしたもんだと思うんだよね。」
K氏「うんうん、そうだね。」
F氏「よく勉強したねって思うよね。」
K氏「そうだねえ。」
F氏「ま、月下の棋士にしてもね。」
K氏「あれ、月下の棋士は能上純一のみだっけ?監修とかいないんだっけ?。」
F氏「いやーなんかいるだろうね。いくらなんでも一人であれは描けないと思うから。」
K氏「うん。」
F氏「当然将棋の知識を教えてくれる人がいたと思うんだけど・・。」
K氏「うん。」
F氏「たぶんアレルヤは失敗したんだろうね(笑)。」
K氏「(笑) そうだねえ。あれはちょっとねえ。」
F氏「いやー、まあね。一概に責めれないにしても無理なものは無理といわないと・・。」
K氏「うーん。言えるといいね(笑)。」
F氏「(笑)。」
K氏「まあ、そんな感じで、漫画家と作品の類似性みたいな感じですが・・。」
F氏「できれば、その人のテイストは残しつつ、違う味の作品を描いてもらうのがベストだよね。」
K氏「そういった意味でいくと僕はビートルズはそんな感じ。」
F氏「あーなるほどね。」
K氏「テイスト的には、海江田艦長の影は見えつつ、でも違うものだなって感じる。」
F氏「なるほど。」
K氏「でも、アレルヤは、月下の棋士の主人公は、バイオリンも弾けてマルチだな見たいな感じ。」
F氏「(笑) なるほどね。」
K氏「そんなレベルです。」
F氏「それを聞いてね、ばりごく麺がすごく読みたくなった。」
K氏「(笑) ばりごく麺もストーリ一緒だと思うよ。」
F氏「(笑)親父がすごいラーメン屋で。」
K氏「で、コンクールに出るんだけど、やっぱり推薦状が必要になる。」
F氏「で、お前はあの来々軒の息子なのか!!みたいな。」
K氏「そうねえ。」
F氏「お前の親父だけは、認めねえ! 見たいな人も出てきて・・。」
K氏「で、永遠のライバルがいて、で、目をつぶって横断歩道を渡っちゃう・・。」
F氏「で、かつ変態と。」
K氏「でもね、まねるのが1回だけだからいけなくって、何回も繰り返しやることで、藤子不二夫の境地に達することができる。」
F氏「なるほどね、そういう作風が固定すると。」
K氏「そうそう。で、藤子不二夫もドラえもんを書いた後に、パーマンを書いたらこれパクりじゃんって言われたんだと思うんだよ。」
F氏「そうそう。」
K氏「で、つぎにキテレツ大百科を描いて、あ、この人はこういうスタイルなんだ!って世に知らしめた。」
F氏「なるほど。」
K氏「今じゃねえ、それを批判するほうが野暮って言うか・・。」
F氏「そこまで行っちゃうとね。」
K氏「ねえ。誰もブタゴリラとジャイアンキャラ被ってるとは言わないからね。」
F氏「まあ、確かにね。そこまで行けば勝ちだね。」
K氏「真似とかじゃなくて、スタイル。ここまで昇華できればOKだね。」
F氏「そうだね、それである程度人気が出て、売れていれば文句を言われる筋合いは無いからね。」
K氏「そうなるとあだち充もスタイルの領域だよね。」
F氏「あとねえ、これは話がちょっと飛躍しすぎてしまうんだけど。」
K氏「うん。」
F氏「絵画を買う人っているじゃない?。」
K氏「はいはい。」
F氏「ゴッホとか買う人いるじゃない?。」
K氏「いますねえ。」
F氏「ゴッホの絵とか何億円とか出してかうじゃない?。」
K氏「うん。」
F氏「俺は、あの人たちが何億円も出してあの絵を買う意味が分からなかったのね。」
K氏「うん。」
F氏「で、例えばゴッホの絵をゴッホの絵じゃないとして見たときに感じるのは、たぶんへたくそな絵だなって感じるんだと思うの。」
K氏「うんうん。」
F氏「若しくは、独創的な絵だなくらいかな。とても何億も出して買うような絵ではないと思うの。」
K氏「うんうん。」
F氏「でも、あれはゴッホの絵だって言うことで何億も出しているわけでしょ。」
K氏「うんうん。」
F氏「結局、絵なんてどうでもよくてさ、ゴッホって名前が重要であって、資産価値とかそういったので買っているわけでしょ。」
K氏「うんうん。」
F氏「でも、それらを総合的に考えた結果、出た結論があって、結局あれはファンなんだよね、ゴッホの。」
K氏「あのスタイルのね。」
F氏「そう、そのひとの人柄、生き様・・とにかく気に入ったと。だからその人の書いたものであればなんでもいいんだよね。」
K氏「うん。」
F氏「それはコレクターにも近いんだけど。」
K氏「うん。」
F氏「あと、有名なアイドルとかの持ち物を欲しがる人もいるわけじゃない。」
K氏「うんうん。」
F氏「で、昔ハンマープライスって番組あったじゃない?。」
K氏「あったねえ。」
F氏「ほんとに有名人のくだらない物でも何十万だったりって値がついて買うバカがいたじゃない?。」
K氏「いたねえ。」
F氏「結局一緒のことだと思うのね、ゴッホも。そういう自分の中のある種、あの人の生き様は男だねって人の物であれば、欲しいと思うの。」
K氏「うんうん。」
F氏「で、しかもそう思う人が100人であればいいけど、それは無くて、結局異常な値がつくと・・。」
K氏「うんうん。」
F氏「いろいろ長くなったが、結局のところあだち充ファンなんだと思うの。」
K氏「うん。」
F氏「あと、高橋留美子ファン。」
K氏「うん。」
F氏「おそらく作品の内容はどうでもよくて・・。」
K氏「うんうん。」
F氏「その域にいる人たち、藤子不二夫、手塚治がそのあたりでさ。たぶん手塚治の作品だってだけでそろえる人はいると思う。」
K氏「うん。」
F氏「内容に関係なくね。」
K氏「そうだねえ、確かにね。一貫したテーマというか、そのスタイルというか、そういうのが評価されるのが、ほかの分野だと多いのかなって気がしてきたね。」
F氏「あ、そう。」
K氏「例えばさ、自動車のデザインで行くとさ、BMWはキドニーグリルという、必ず付いてるデザインがあるじゃない?。」
F氏「あるねえ。」
K氏「欧州系って、全部そうで、ボルボは斜線の入ったグリルで・・。」
F氏「アイデンティティみたいなもんでしょ。」
K氏「そうそれが永遠と受け継がれるスタイル、日本車ってそういうの無いんだよね。」
F氏「ないねえ。」
K氏「いろんなとこに手を出してなんだかよくわかんなくなってるってのが日本車のデザインの特徴なんだけどさ。」
F氏「あーなるほどね。」
K氏「やっぱりでも漫画でもさ、ずっと同じスタイルを貫くことは・・・。 でもあんまり評価されてないか。」
F氏「やっぱり刺激を求めているのかね。結局同じなら続けていればいいじゃんってふうにも思えちゃうしさ。」
K氏「まあ、そうだよね。デザインとかは続けているのであって。」
F氏「今の車の話で行くとさ、アルファロメオのエンブレムもずっとつけてるじゃない。」
K氏「そうねえ。」
F氏「で、あのエンブレムを使い続けることはアルファロメオとしてすごく重荷だと思うのね。」
K氏「ほう。」
F氏「ベンツでも、BMWでも、あのデザインをちょっとづつ改良してずっと使い続けているじゃない。」
K氏「そうだね。」
F氏「で、それらはまだ汎用性のあるデザインだと思うの。」
K氏「うんうん。」
F氏「ボルボにしてもさ。」
K氏「うん。」
F氏「けどアルファロメオのあれは非常につらいと思うのね。」
K氏「確かにね。でもいろいろ変えていっているよね、デフォルメというか。」
F氏「で、147とかで非常にがんばったなと思うのね。これはこれで付いていたほうがいいなって思う。」
K氏「うん。」
F氏「今度さ、アルファロメオからミッドシップスポーツが出るらしいんだけど。」
K氏「それなんてやつ?。」
F氏「ちょっと待ってね。名前が出てこないな。4C GTAかなあ。こいつはすごくがんばっているね。」
K氏「ほう、ちょっと待ってね。(ネット検索中)。」
F氏「まだ、売ってはいないのかな?。」
K氏「おーでました4C GTA。」
F氏「4C GTAの顔はフェラーリエンツォまでもっていっているね。」
K氏「なんかディズニーアニメみたいじゃない?。」
F氏「(笑)。」
K氏「アルファのこのエンブレムは、ラピュタの巨身兵みたいで好きなんだよね。」
F氏「まあ、こんな重荷でも何とか消化して何とかしている。デザイナーとしての抗いというか、がんばってる感を感じるわけですよ。」
K氏「なんか、アジアとヨーロッパの差を感じるね。」
F氏「うん。」
K氏「ヨーロッパの人たちは、古いものを何とか生かすって気概があるよね。」
F氏「ヨーロッパは、やはりオリジナルって感じがするよね。で、アジアはとりあえずコピーって考えがあるよね。」
K氏「あるねえ。」
F氏「まあ、それが悪いってわけではないんだけどさ。」
K氏「うん。」
F氏「こと漫画に置き換えると、藤子不二夫は、・・。まあ、藤子不二夫の場合は制約ってわけではないんだろうけど(笑)。」
K氏「(笑)。」
F氏「まあ、仮に制約として、キャラクター配置を頑なに守りつつ、できるだけ違う風にしてるわけじゃない?。」
K氏「出来るだけ?頑張っているのかな?(笑)。」
F氏「(笑) おばQとドラえもんも基本一緒?そうでもないか?。」
オバケのQ太郎 1 (藤子・F・不二雄大全集) ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)

K氏「おばQはちょっと違うよね。おばQとかドロンパとか。」
F氏「おばけ側の陣営がちょっと違うか。」
K氏「ジャイアン的な人物いたっけ?。」
F氏「でも、花沢さんみたいな人いたね?ん?花沢さんはおばQの彼女か。」
K氏「(ネットでwikiを検索中)しかし、ひどい漫画だなこれ。」
F氏「検索の絵とか漫画とか見るに耐えないね。」
K氏「うーん何が受けたんだろね?ゆうこさん・・・。P子・・・。」
F氏「あ、でもいるよジャイアンポジションとスネオポジションが。」
K氏「あーこれか。西郷強。通称ゴジラ。」
F氏「ハカセもいるんだよね。あの袖の長い・・。」
K氏「あー確かに。あーあと小池さんね。ラーメン大好き小池さん。」
F氏「でも藤子不二夫もマンネリ化しないように非常に努力していると思うんだよね。」
K氏「うーんそうなの?。」
F氏「だと思いたい・・。」
K氏「・・・ 今回は同じような漫画を続けるのか?それともいろんなところから要素を持ってきて何とかするか、どうなんだろね?どちらがいいのか・・。」
F氏「この能上純一もさ、じゃあ能上さん。次ラーメンなんかどうですかね?とか言われたのかね。」
K氏「かもしれないよ。」
F氏「全4巻で終わったのは不本意だったのかもね。」
K氏「え、ラーメン?。」
F氏「うん。ばりごく麺 全4巻だからね。で、これが能上作品の最新だね。2009年だし。」
K氏「そうかー。それが遺作だときついよね。」
F氏「でも、バクマンとかを読んで、あれが本当だとすると。打ち切りとかは非常に冷酷に決まるんだろなぁ とか思うしさ。」
バクマン。 1 (ジャンプコミックス)

K氏「まあねえ。こんな感じですけど。アレルヤと僕はビートルズでしたが、僕はビートルズを一緒にするのは失礼かも知れないけど。」
F氏「でも、アレルヤを読もうかな?という気はしないけど、ばりごく麺は読んでみようかと思う(笑)。」
K氏「うん。」
F氏「あと、僕はビートルズは読んでみようかという気はあまり起こらないねえ。沈黙の艦隊ほどのものが、誰だっけこの人?。」
K氏「かわぐちかいじ?。」
F氏「そう、かわぐちかいじからは感じられないんだよね。」
K氏「2巻まで読んだけど、僕はビートルズはだいたい想像の範囲内。まあそんな感じだよねって・・・。」
F氏「そうですか。」
K氏「まあ、そんな感じですね。」
F氏「んじゃ今後に期待ということで。」
K氏「んじゃこんな感じで。」

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