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鉄風(4) (アフタヌーンKC)

K氏「鉄風いきますか。」
F氏「しかし、よく読んだねえ鉄風。K氏向きではないと思ったけど・・。」
K氏「まあ、暇だったからね。」
F氏「俺、これはリアルタイムで読んでてさ・・・。」
K氏「ほう。」
F氏「割と面白いなと思って読んでる。ちなみに鉄風描いている人って、ほかに漫画描いてないんじゃないかと思う。」
K氏「あーそうなの。」
F氏「んー詳しくは調べてないけど。」
K氏「これね読んでみたけど、2巻くらいまで非常に面白い。」
F氏「ほう。」
K氏「主人公の設定が面白いなあと思って。」
F氏「ほう。」
K氏「そのー。 性格が悪い感じ。歪んでいるというか・・。」
F氏「うん。」
K氏「で、もともと才能があると。そんなところが面白いんだけど・・・。」
F氏「うん。」
K氏「で、1巻、2巻あたりまでは、その辺がよく出ていてよかったんだけど・・・。」
F氏「うん。」
K氏「3巻ぐらいになって、結構努力しちゃうじゃない?。」
F氏「あーなるほど。」
K氏「だからさ、そういう主人公の設定なんであればさ、もうちょっと早くのみこんで、成長してほしいなあと。」
F氏「であれば、その答えは今月号で出てるなぁ。」
K氏「あ、そうなんだ。」
F氏「たぶんその想像の先を行っているかな。」
K氏「へー。」
F氏「そうそう。」
K氏「その辺がちょっとどうなんだろと思っていたけど、ちょっと楽しみにしていますか・・・。初期設定は面白いね。」
F氏「そうね。」
K氏「ちょっと話し変わるけど、漫画の主人公っていくつかの条件(要件)があると思うんだよね。」
F氏「うん。」
K氏「例えば、ある分野において、圧倒的に何かに秀でているとか。」
F氏「うん。」
K氏「潜在的にすごい才能を持っているけど、それに気づいていない。とか。」
F氏「うん。」
K氏「あとは、単純に成長していく。とか。」
F氏「はいはい。」
K氏「で、それらがうまく絡み合うのが一般的な漫画の主人公かなと。」
F氏「そうだねえ。」
K氏「で、鉄風は、基本的に性格がゆがんでいる。というところが、あんまり無い要素だね。かつ女性。」
F氏「そうだねえ、この漫画まず、女性主人公の格闘技漫画っていうのが非常にレアだね。」
K氏「そうだねえ。」
F氏「しかも総合でしょ。柔道とか剣道とかじゃなくて。」
K氏「うん。」
F氏「これは非常にレアだなーって。」
K氏「うん。」
F氏「まあ、これ実際は男でも女でも、あんまり関係ないんだよね。ホントのところ言うと。」
K氏「漫画の面白さに対してってこと?。」
F氏「そう。」
K氏「ほう。」
F氏「実際あの女子高生が格闘技やりますよっていう漫画だけど・・・。」
K氏「うん。」
F氏「あれ、男でもなんにも問題の無い設定じゃない?。」
K氏「そうだね。」
F氏「あれでね、女だからいろいろ困るとか、不利だとか、そういうのが絡んでないでしょ。」
K氏「うん。」
F氏「まあ、そんなに女である意味というのが、ちょっと薄いかな?という気はしなくも無いんだけどさ。」
K氏「うん。」
F氏「まあ、それでも女子格闘漫画はやっぱりレアだね。斬新さはあるけどね。」
K氏「そうだね。とりあえず面白かったよ。この漫画。」
F氏「まあ、絵も独特だよね。俺としては顔のデッサンに違和感を覚えるところだけど・・・。」
K氏「ちょっと目がでかすぎるとか・・・そういうのは確かにあるが・・。」
F氏「これ、このあと、どんどんいろんなひと、出てくるんだけどさ。」
K氏「うん。」
F氏「強いっていっても、まだ並よりは強いくらいじゃない?。」
K氏「うん。」
F氏「主人公がね、目標としてる・・なんだっけ馬渡?。」
K氏「はいはい。」
F氏「あとリンジーだっけ?ブラジルの。あの二人は圧倒的に強いわけじゃない?。」
K氏「うん。」
F氏「そこと勝負をするって言うのが事実上・・やっぱりおかしい訳じゃない?。」
K氏「うん。」
F氏「やったら負ける、当たり前じゃない?。ここで対等にいけるって言うのは話としては え? ってなるんじゃない?。」
K氏「うん。」
F氏「だけど そこをするのかな?っていうのがちょっと興味がある。」
K氏「ふーん。まあ、俺としては1巻2巻くらいの、何ていうか、性格の悪さを前面に出していって、俺がさっき言ってた主人公の要件である「成長。」っていうのを極力描かない方向でやってくれたら良かったのにと言う気がしている。」
F氏「あーなるほどね。ところで、3巻まで読んだとしたら、3巻の話ってどこまで進んでいるんだっけ?。」
K氏「3巻は。えっとねえ、主人公と、リンジーと、馬渡が、ガールズなんたらに出るんだよ見たいな話をして。」
F氏「うん。」
K氏「で、主人公も、私も出る、みたいなとこ。」
F氏「あー その辺かぁ。あれは?空手部の主将とやりあってさあー。」
K氏「あー それは2巻の終わりぐらいじゃない?。」
F氏「そのあと空手部の顧問のおっちゃんが出てきて・・・。」
K氏「それは3巻の初めかな?。」
F氏「ああー初めか。なるほど。」
K氏「そうそう。」
F氏「まあ、それで出てくる人間がだんだんそろってきたなって感じのところだね。」
K氏「ああ、そうなんだ。」
F氏「うん。」
K氏「まあ、でもなかなか面白いですよ。」
F氏「そうだね。これはちょっと期待大の漫画。あとテンポがいいね。」
K氏「そう思うね。でもやっぱり成長のところ、努力のところ、はあまり描かなくてもいいかなと思うけど。」
F氏「(笑)そうだね、それだとジャンプになっちゃうからね。でもあれでしょ。K氏が言っている、主人公の要件って 「すでに圧倒的に強い。」は、ケンシロウみたいなものでしょ。」で、ジャンプは基本的に2(すごい才能を持っているけど覚醒していない)と3(単純に成長していく)なんだよね。」
K氏「うん。」
F氏「2(すごい才能を持っているけど覚醒していない)は、あまり出さなくて、基本は3(単純に成長していく)なんだけど実は、だれだれの子で・・とか。実は選ばれた人で・・とか。」
K氏「うん。」
F氏「だいたい血統書つきで成長するんだよね。」
K氏「そういうのもあるね。」
F氏「まあ、それとは鉄風は違うちゃ違うんだけど。」
K氏「主人公は、この条件に分類されるっていう3つの分類を言ったじゃない?①圧倒的にすでに強い。②潜在的にすごい才能を持っている。③単純に成長する。」
F氏「うん。」
K氏「で、俺が中学生くらいのときにね、マガジンのヤンキー漫画カメレオンがあるじゃない?。」
カメレオン 47 (少年マガジンコミックス)

F氏「うん。」
K氏「 「カメレオン面白いよね?」 見たいな話を友達としてたら、一人の友達がさ、あの漫画は、主人公がまったく成長しないから面白くない。って言うんだよ。」
F氏「(笑)。」
K氏「で、ああなるほど。主人公には、そういう要件が必要なんだなって、初めて思ったのね。」
F氏「なるほどね。そうするとカメレオンは、その他になるよね。」
K氏「その他か、若しくは運と言うものを①と解釈するのであれば、その要件に入るのかもしれないけど。」
F氏「でも特殊な例だね。」
K氏「でも、あれほど成長しない漫画も無いかな。」
F氏「(笑)。」
K氏「そしてあれほど主人公が強くない漫画も無いけど。」
F氏「そうだね あれはレアな主人公だね。」
K氏「そう 特殊な例。」
F氏「珍しい漫画だね。」
K氏「まあ、例外の漫画って少ないと思うけど。」
F氏「そうだねえ。基本的に主人公は、まともで、模範的な、人の目標となるような。」
K氏「(笑)。」
F氏「そういうのが主人公だもんね。」
K氏「そうだねジャンプ的だね。」
F氏「ちなみにさ、特攻の拓がまた連載が始まったよ。」
K氏「え そうなの!どこで?。」
F氏「なんだっけな 月間マガジン?週間ではないんだけど。」
K氏「ほう。」
F氏「講談社系の、なんだけなあ。月間マガジンだった気がするけど。今月号から始まったね。」
K氏「へーそうなんだ。」
F氏「しかも続編でなくて、本編がはじまる何年前だろ?。」
K氏「前なんだ。」
F氏「拓でてこないから。」
K氏「あ、そうなんだ。誰が主人公なの?。」
F氏「いや、俺が、ぱらっと立ち読みした限りでは、天羽時貞とか、マー坊とか。」
K氏「ほう。」
F氏「あの辺のー。」
K氏「中学時代の話とか?。」
F氏「プロローグと言うか・・。前の話がいろいろ出てて、主人公が誰とかそういうレベルの話には、まだなってないね。」
K氏「ふーん。」
F氏「でも、まったく変わってなかった。何も変わってなかった。漫画として。」
K氏「(笑)いいことだね。」
F氏「ああ描ける事に驚きを感じるくらい変わってなかったねえ。」
K氏「あれからさ20年くらい経っているんだけどねえ。」
F氏「そうだねえ。ほんとに漫画家ってすごいねえ。」
K氏「うーんそうだね。漫画家ってすごいのか?よく分からないけど(笑)。」
F氏「(笑)。」
K氏「まあ、鉄風をまとめると、主人公の定義みたいなとこ。そこらへんを考えさせられる漫画だったかなあと。」
F氏「なるほどねえ。んじゃあれですか、これは一風変わった漫画で正当派ではないけれど面白いと。」
K氏「そうだね。こんな感じでいかがでしょうか?。」
F氏「じゃあそんなところで。」

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