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05 May 2025
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16 May 2011
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アイアムアヒーロー
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ビッグコミックスピリッツ
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C:0
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K氏「とりあえず4巻まで読んだ。んじゃ今回、Fさん先行で。」
F氏「これリアルタイムで週刊誌でも読んでたんだけどさあ。改めて読み直して思うのは、とにかくくどいね。」
K氏「くどい?」
F氏「くどい。表現がくどいというか・・・例えば一巻は耐えられんね。」
K氏「グロいってこと?」
F氏「いや、というか、いい意味で言えば細かい描写というか。一つのことに対して説明的なコマがたくさんあるというか。よく書いているとは思うんだけどここまで書かなくともいいんじゃないかな」
K氏「確かにね。一瞬を何コマも使って描写する技法がよく使われているね」
F氏「これは、ドリフターズに比べると、話が進まなすぎで」
K氏「そうだねえ・・おそらくそこが評価されているポイントなんじゃないかと思うんだけどとりあえず4巻まで読んできて思うんだけど、これ最終的にどうやってまとめんのかな。」
F氏「これ思うのはおそらく正当派漫画なんだと思うんだよ。」
K氏「あそう?」
F氏「おれの勝手な解釈だけど。小説の分類でさあ、おちゃらけた小説とかさあ、ばかばかしい小説とかさあ、いろいろある中で崇高な小説とかあるじゃない。漫画で言うとこのそちら寄りの漫画というか・・・」
K氏「漫画でいうとこのそちら寄り?」
F氏「べつに手塚治とかそのへんが正当派とは思って無くてさ」
K氏「ふん」
F氏「少年漫画とかだと話がどんどん進んでさ、台詞が無いコマとかもほとんど無いんじゃないかな?アイアムアヒーローとかの一巻とかもそうだけどさ、意味の無いコマをいくつもいくつもはさむでしょ。」
K氏「うんうんはさむねえ」
F氏「そういうのがきっと漫画界的にはすばらしいと評価されているのではないかと」
K氏「あーなるほどねえ」
F氏「まあ、勝手な解釈だけど」
K氏「うーんそういうことですか」
F氏「でー作者知らないんだけどさあ。この連載が始まったときにこの人は注目されていたのか、大御所なのか知らないけど、すごいこれが雑誌上でも取り上げられててさ」
K氏「あ、そうなの?」
F氏「実際読んだらつまらなくて えーって感じだったんだけど」
K氏「(ここで、作者をぐぐる) 花沢って入れたらすぐ出てくるね。花沢さん(サザエさん)よりも検索結果が上かぁ」
F氏「えっそうなの」
K氏「うーんぱっとする作品無いねえ。べつに・・・宮本君から君へは聞いたことあるような・・」
F氏「えっぜんぜん違う人じゃない?まあ、さっき言っていた意味の無いコマというかなんというか。叙述的っていうの?言葉がよく浮かばないけど」
K氏「なんかあれだね、コマの間を書くというか、コマ間を読むみたいな」
F氏「おそらく、描写力が高い的な評価を受けるんだろうなというのは感じるものの、だからといって面白いかというと・・・・」
K氏「そうだねえ」
F氏「4巻まできて、状況がどんどん切迫してきた時はまだいいんだけどさあ。何かが始まって、何かが終わるまでのページ数、コマ数が多すぎるんだよね。」
K氏「それは、やはり往年のドラゴンボール的な描写を取り入れているのではw・・・」
F氏「何でそんなこと言うのかというと、結局これあまり好きじゃないんだよね」
K氏「んー話題にはなっているよね。大体どこの本屋さんでも平積みされてんじゃない、この本って。だから読んでみたんだけど」
F氏「それは当然いいと思うんだけど。で、いろんなものを読んでいく姿勢はいいと思うだけど口に合わないものは結局口に合わないよね。」
K氏「そうねえ。おれもこれどこが評価されてんだかさっぱりわかんない」
F氏「たしかに」
K氏「どこにでもある典型的なパニックムービー(漫画)というか」
F氏「ゾンビものというか」
K氏「まあ、とにかくありふれたシチュエーションの漫画だよね」
F氏「ゾンビものをリアルに描こうとした漫画というものであれば分からんでもないが」
K氏「でも、そもそも漫画でそれリアルに描く意味ってあんのかな?その辺はさ、映画とかゲームに任しときなよって感じ。」
F氏「例えばさ、主人公がこういった状況に置かれてもやれ、法律がとか代金がとかやってるでしょ。」
K氏「あーそれね。おれマジむかつくのそれ。さっきまでの細かい描写の話は俺はそんなに感じなかったんだけど、主人公の態度というかそれ、それが気になる」
F氏「ああ、それねえ」
K氏「なんか周りの状況と主人公の冷静風?の態度のコントラストが~とか評価されてそう。なんか、あの描写が一番鼻につくんだよね。」
F氏「まあねえ。」
K氏「あと、4巻とかで優柔不断なとか頼りない主人公の描写もとても演じている風で鼻につくんだよね。で、総評としてどうなのかというといまいちかなあ~」
F氏「やはりそうですか。評価は高くないですか。」
K氏「評価はちょっと低いですねえ」
F氏「そうねえ。世の中の評価とあってないのか・・小学館が売り込もうと躍起になっているだけなのか?その辺がよく理解できないが・・でも、これはないなあ・・」
K氏「今回の2作(ドリフターズとアイアムアヒーロー)どっちが上かといわれるとかなり難しいなあ。」
F氏「うーん」
K氏「なんか 丙 訂 つけがたいね。」
F氏「いま、この2作で読み応えがあったのは、アイアムアヒーローかなあ。4巻あったし。」
K氏「それ量の話でしょ。そりゃ読み応えあったよ。」
F氏「でも、ストーリーの進み具合は同じくらいでしょ?」
K氏「いやぁーむしろドリフターズのほうが進んでんじゃない?」
F氏「そうねえ。これはぜんぜん違う話になっちゃうけど、俺の小学校の先生がさ、作文とか日記とかを書くときに、小学生あたりだと、朝起きて、学校行って、・・とかだらだら描くでしょ。当然そんなものは意味が無いと」
K氏「まあ、そうだねえ。」
F氏「そんなことよりも、5分間のことを原稿用紙10枚に書けと。そういう先生だったの。」
K氏「ほう。すばらしいねえ。すばらしい課題だねえ。」
F氏「小学校2年生にだぜ」
K氏「かなり厳しいねえ。」
F氏「その先生には、2年、5年、6年と受け持ってもらって、2年生の時に理解でき無かったけど、5年くらいの時には、ああなるほどねってなったね」
K氏「ほう」
F氏「たとえば、野球でさバッターボックスに入ってから三振するまでを、そんだけの量に描いたらそりゃ面白くなると思うんだよね。」
K氏「そうねえ」
F氏「ピッチャーの顔とか、出てるランナーのことを考えるとここで俺は絶対に打たないといけないんだとか、自分が置かれている状況とかその心理描写とか・・・たぶんアイアムアヒーローは、それ系なんだよね」
K氏「ほう」
F氏「短い時間のことを、細かく確かに描いてはいるけど」
K氏「うん」
F氏「でもさあ、つまんないんだよね」
K氏「はははw」
F氏「www」
K氏「これ、でもねあれだよね。こう、結末がどうなんかな?みたいな。おれが大体見たハリウッド系の映画でさあ、パニックムービー的なもの?」
F氏「うん」
K氏「だいたいさ、序盤はいいんだけどねっていう作品しかないんだよね」
F氏「ああ、なるほどね」
K氏「導入はいいんだけどね。なんかそういう感じで終わるんだろうなって気がする」
F氏「なるほどねえ」
K氏「まあ、今ですら良くはないんだけどね」
F氏「www、その映画もそうなんだけどさ、問題提起部分は好きに出来るじゃない。」
K氏「うん」
F氏「パニックを起こすでもいいし、ゾンビが出てくるでもいいし、問題が起こる部分はそれこそどうにでもできるじゃない。」
K氏「うん」
F氏「それをうまく収拾つける部分、合理的な理由を考えたり、科学的な根拠を考えたり、結構難しいじゃない。」
K氏「そうねえ。」
F氏「そうやってくと、どうしても尻すぼみにならざるおえないんじゃないかな」
K氏「うーん、アイアムアヒーローとかであれば、そうだねえ、おれはまだドラゴンヘッドのほうがいいかなあ、って気がするなあ。」
F氏「ああ・・ドラゴンヘッドはねえ。たしかにねえ」
K氏「ドラゴンヘッドもそんなに面白い終わりかたはしていないと思うんだけど・・・結末ちょっと忘れちゃったけど、でも、導入部分はあっちのほうがおもしろかったなあ。」
F氏「ドラゴンヘッドねえ。俺はラスト好きだけどねえ。ラストあの地下組織みたいなの、生き残った人たちの組織みたいなのがあってさ。」
K氏「そうだっけ?まあ、おれも持ってるから見直してみようかな」
F氏「なんか、そういうのが出てきた瞬間にひいたっちゃひいたんだけど」
K氏「あれでしょ、あの竜頭だっけ、手術跡みたいなのがあるひとたちの・・」
F氏「で、なんかその食料を食べると、無気力になるだかなんだか、ちょっと忘れちゃったけど」
K氏「ああ、そんなんあったねえ」
F氏「まあ、たしかにあれも・・・でも、最後はそんなに悪くない、結局なんだっけ?学校で待ってるとかそんな終わり方だった様な・・・」
K氏「あー・・そうだったかもしれない」
F氏「まあ、でも安易なハッピーエンドではなかったのがよかったなって気がしていた。」
K氏「おれは、アイアムアヒーローよりドラゴンヘッドの方が面白いと思うよ」
F氏「wwwwww」
K氏「wwwww」
F氏「たぶん間違いないよ。」
K氏「同じ分野としてね。」
F氏「パニック漫画としてね。」
K氏「そうそうそう。パニック漫画としてね。今回のまとめはドラゴンヘッドをお勧めします。」
F氏「wwwwwww」
K氏「wwwwwww」
F氏「ひどいまとめだね。でも、なんか突っ込んだ解釈とかもあんまり出来なくて結局面白くないって事なのかな。」
K氏「たしかに、解釈とかあんまり無いね、これはね。そんな感じがします。」
F氏「あっさりだね。なんかこの記事載せたときに、文章量だけでもこいつら興味ないなって分かるくらいだね」
K氏「いや、そんなことないよ、意外としゃべってるよ。」
F氏「あ、そう」
K氏「前回のクローズよりしゃべっているよ」
F氏「まとめたらそうなるかもね。」
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