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05 May 2025
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24 July 2011
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『自殺島』 自殺志願者の漫画だと思ったらサバイバル漫画だった。
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ヤングアニマル
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TB:
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C:0
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K氏「4巻まで読んだ。4巻最新でいいのかな?。」
F氏「5巻もあるらしいけど・・・。」
K氏「ああ、そうなんだ。まあ、4巻までで・・・。読んだ感想は、どうですか?。」
F氏「意外と面白いね。」
K氏「そう?うーん。おれ微妙かな?。」
F氏「(笑)。」
K氏「(笑)。」
F氏「合わないねえ。」
K氏「合わないねえ。この作品に関しては、意見が合わないねえ。」
F氏「これ、正直自殺どうでもいいよね?。」
K氏「同感。作者も自殺どうでもいいと思っていると思う。」
F氏「これ、サバイバル漫画だよね?。」
K氏「そうだね。思うにさ、単純なサバイバル漫画だと普通だから、題名は凝ったものとか、注目を浴びやすいものになったのでは?。」
F氏「ああ、なるほどねえ。」
K氏「そんな感じしない?。」
F氏「そうねえ。」
K氏「自殺島ってよくね?、ちょっと気にならね?、手に取りたくならね? 見たいな感じが・・・。」
F氏「それはあるね。」
K氏「自分も本屋とかで、自殺島って題名は、興味持っていたし・・・。」
F氏「興味引く題名だよね。まあ、自殺をちょこちょこ出してきてはいるけどさ。」
K氏「そうね。」
F氏「けど、なんか関係ないよね。本質とは。」
K氏「関係ないね。自殺と内容は。おそらく途中で触れられなくなるんじゃない? そんな気がする。でも、うまい戦略だなあと思う。 。」
F氏「戦略ねえ。」
K氏「やっぱ、ブログでもなんでも題名は重要じゃない?。」
F氏「つかみは大切だからね。」
K氏「これはとてもいいつかみができていてさ。ほんと自殺とかどうでもよくて。あと、サバイバル漫画に持ち込んでいく。いい流れだよね(笑)。」
F氏「ただねえ、人間がさ、原始生活をしたときの、行動の仕方とかさ、リアルに考えたらこういうことが起こるんだろな。ってところは面白いけど。」
K氏「ほう。」
F氏「やっぱ、ルールとかは基本的に関係なくなっちゃうよね。」
K氏「うん。」
F氏「で、そういうときに起きそうなことが、内容として書かれているなって感じ。そこら辺が興味深い。」
K氏「そういった状況のときに何を思うか・・・・。」
F氏「漫画の中に、働く人と働かない人が出てきたってあったじゃない?。」
K氏「うん。」
F氏「あれってすごい興味深くてさ。」
K氏「ほう。」
F氏「実際の社会でもそうだけどさ、働かざるもの食うべからず的な社会なわけじゃない?。」
K氏「うんうん。」
F氏「特に日本なんかは。」
K氏「そうだねえ。」
F氏「いくら余裕がある人がいたとしても、その人は余裕の無い人にお金を出したりはしないからね。」
K氏「うん。」
F氏「だから全員が働く前提で、助け合う が、今の日本のルールみたいな感じでしょ。」
K氏「うん。」
F氏「で、自殺島の中では、自殺志願者だから死んでもいいんだ。ってところが基本的にあるから、働かないことが罪ではないところもあるよね。」
K氏「まあ、そうだねえ。」
F氏「でも、そうはいっても、おこぼれをあずかったりとか・・・。」
K氏「うん。」
F氏「だから、縮図としては面白いなと。」
K氏「そうねえ。でも、終わりが難しそうだね。」
F氏「これ将来的にどうするかって言うと、島から出て行くというベーシックな終わり方もあるし。」
K氏「うん。」
F氏「あとは、子供とかができて社会を築いていくとか?。」
K氏「それもありそうね。でも、築いた社会からも阻害されて、やっぱり自殺するって方向もいいかもね。とにかく斬新な終わり方を期待したい。」
F氏「そうね。」
K氏「今後の展開としては、ちょっと前に出てきた自殺島の先住民となんかあるんでしょうね、おそらく。無人島漂流ものの常套句みたいな展開だけど・・・。」
F氏「あとは、これから来る人達って要素もあるよね。」
K氏「そうね。ネタはいといろあって拡張性が高いね。」
F氏「あと、漫画の中で、狩の描写が詳細に描かれているけど、この作者は、狩を実体験としてやっているらしいね。」
K氏「そうなんだ。」
F氏「なにかに、そんなことが書いてあったよ。」
K氏「へー。」
F氏「で、その狩が思ったより楽しかったんだろね。だからそれが描きたくてしょうがない感じがひしひしと伝わってくる。」
K氏「そうなんだ(笑)。狩の描写は、なるほどねって思うことが多くて勉強になる。」
F氏「うん。」
K氏「狩はいいんだけど、やっぱり題名とのギャップをどうするかなあ(笑)。」
F氏「ちょっとポジティブすぎるよね。全体的に(笑)。」
K氏「そうだねえ。」
F氏「もっとネガティブでもいいんじゃないかと。」
K氏「そうだね。ネガティブ要素を、もう少し取り入れると題名とのギャップも埋まるかな。」
F氏「確かに飢餓状態になったら、何とかして食料とか調達するんだろうけど、自殺常習者って、そんなにアクティブに行くのかね。」
K氏「あー実際のところってこと? どーなんでしょうね。」
F氏「確かにひきこもりばっかりじゃないからねえ。ひきこもり、ニートばっかりじゃないから、島に来た時点で自殺する理由がなくなっちゃうひともいるのかもしれないけれど・・・。」
K氏「経済的な理由の人とかもいたしね。」
F氏「そんな描写あったね。」
K氏「ところで、サバイバルものってなんで無人島なんだろね。設定が。」
F氏「そうねえ(笑)。」
K氏「でも、めずらしい設定は、冬が来るっていう設定。」
F氏「確かに。」
K氏「なかなか無いんだよね。大体、常夏の島でさ、果物は豊富に取れるとか・・・まあ、自分が知っているのが、不思議の島のフローネとかLOSTとか・・・。」
F氏「そうだねえ。これがもし佐渡島だったらアウトだからね。」
K氏「やっぱ冬設定は新しいな。それがどの程度表現されるかは期待ってとこかな。」
F氏「でも、冬越えてんでしょ一回?。」
K氏「え、そうなの?。」
F氏「あれ、海の水が冷たくなったとか言ってしばらく経ってなかった?。」
K氏「え、まだでしょ。」
F氏「あれ、大して時間経ってないの?。あー勘違いか。」
K氏「おそらく4巻の時点では、冬はまだだと思うよ。」
F氏「だとすると、漁もできないし、果物とかもない、さあ、大変だ って描写があるわけか。」
K氏「そう。それが、いままでのサバイバル漫画には、無かったから興味深いね。といってもサバイバル漫画自体がそんなに無いけど。」
F氏「まさにサバイバルってタイトルの漫画はあったよね?。」
K氏「あー、あったね。読んだことないけど。」
F氏「ちゃんと読んでないけど、結構えぐいらしいね。」
K氏「らしいねえ。あれでしょ、コンビニとかに売ってた、えらく厚い漫画。」
F氏「昔っぽい絵の、劇画調の。」
K氏「俺のサバイバルものの認識としては、LOSTが常に頭にあるね。むかし結構見た。あれが基本かなー。」
F氏「自殺島の場合、主人公一人のほうが楽そうだよね。」
K氏「そうかもね。」
F氏「人が多いからこそ、めんどくさいところがあるね。」
K氏「でも、Fさんとしては、高評価なんだ。」
F氏「んーと、サバイバル漫画としてね(笑)。」
K氏「(笑)でもやっぱり、この題名は、卑怯だと思う。ここまで潔く内容と合ってない題名の漫画も珍しいと思うけど・・・。 。」
F氏「そうだねー・・・。なんか主人公が、狩とかする中で生きる意味とか喜びとか見出しているしねえ・・・。生きる目的とかさ・・・。」
K氏「うん。」
F氏「生きることが目的だ。見たいな感じになってきてるしね。・・・もう終わりじゃんねそれで。」
K氏「とりあえず、卑怯だよねこれ。とにかく題名負けしちゃってるというか・・・。題名と内容がそもそも違うというか・・・。」
F氏「題名に偽りありってやつかな?。」
K氏「そうねえ。」
F氏「漫画ってさ、最初無理な設定を主人公にあてはめたりするじゃない?。」
K氏「そういうところあるねえ・・。」
F氏「そのうち最初の設定どうでも良くなるものとかあるしねえ。」
K氏「しかし、その中でも群を抜いて、題名と中身が違うかなぁ・・・。」
F氏「荒川アンダーザブリッジって読んだ事ある?。」
K氏「数巻読んだかな?。」
F氏「あれ、主人公の最初の設定覚えてる?。」
K氏「あー、そういえばなんかあったねえ。なんだっけ?・・・確か誰かに頭を下げないだったか・・・。」
F氏「いや、「借りを作らない。」 だよ。」
K氏「ああ、そうだっけ。」
F氏「そう。借りを作るとアレルギーだか発作が起きて、大変なことになるとか何とか・・・。でも途中からまったく関係なくなったからね。」
K氏「やっぱあれかな。仕事で言うとこの企画書を通すみたいなもんなのかな?。」
F氏「編集サイドとの戦いのためって事?。」
K氏「そんな感じなのかも。とりあえず、最初が大事。あと、予算付いちゃえばあとどうにでも・・・。」
F氏「良くある話かもね。」
K氏「この漫画にしても、「自殺志願者を収容した島を舞台にした漫画を描こうと思います。」から初めて、サバイバル漫画に落ち着くと。」
F氏「じゃあ、少しして、編集側から「あれ、最近自殺っぽくないよね?。」みたいな事いわれたら、ちょこちょこ自殺ネタをちょっと入れてくる感じ?。」
K氏「そうねえ。でも、人気さえ取っちゃえばこっちのものかもね。」
F氏「(笑)。」
K氏「でも、うちらバクマン読んでから、こういう漫画家と編集の話するの好きだよね。」
F氏「まあ、基本的に編集は悪だからね(笑)。」
K氏「(笑)。」
F氏「まあ、バクマン読んだからってわけじゃないけど・・・。自分の認識としては、編集側って常に新しいものを求めるわけじゃない?。」
K氏「うん。」
F氏「目新しいものであったり、今までに無いものであったり。」
K氏「うん。」
F氏「だからさ、つまり、今までに無くて、新しくてっていう最初の関門を通らなければ、土俵にもあがれないわけじゃない。」
K氏「そうねえ。」
F氏「でも、関門を通ってしまえば、あとは人気さえあれば、何でもありって事でしょう。若干矛盾があるよね。」
K氏「まあ、漫画の業界で話をしているけどさ、どんな仕事でも、そういうところはあるよね。」
F氏「そうね、最初は上の了解を得るために、おいしい事ばかり言うけどさ、いざ始めてみると、そうは行かない物って多いよね。」
K氏「そうね。良くある。一度始めちゃうと、周りも動いてるから簡単には止まらないし。」
F氏「どこの世界も一緒だよね。」
K氏「そりゃあ上だって、やるからには何とかしろって事でね。最初の話はうやむやになるからね。」
F氏「そうねえ。」
K氏「まあ、どこの業界でも、そんな感じのものはある。だから、その手の話するの好きなんだろうね。」
F氏「まあ、うちらも社会人になったってことなのかな?(笑)。」
K氏「(笑)。ちょっと話を戻すけど、やっぱり題名と内容がすがすがしいくらい、違うよね。」
F氏「そうねえ。でもこの作者は、好きなんだけどなあ。」
K氏「ホーリーランドの人だっけ?。」
F氏「そうだね。今回まとめて4巻まで読んだけど、あっという間に読めたなあ。」
K氏「まあ、そうだけど。私としては、普通かな。普通の評価。」
F氏「ここらでまとめると、あれすかね?。」
K氏「”題名に偽り有り”と。(笑)。」
F氏「言うとこですかね。」
K氏「そんな感じで。」
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