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04 May 2025            [PR]  |   |
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宇宙兄弟(14) (モーニングKC)

K氏「じゃあ宇宙兄弟いきますか。」
F氏「宇宙兄弟。これはまったく読んだことないんだよね。」
K氏「そうですか。」
F氏「絵は、見たことがある。ていうかモーニングで毎週見ているんだけど、読んでないなあ。」
K氏「あーそうなんだ。この漫画は、そうだなあ・・・。」
F氏「ストーリーは、どんな? 何をどうする漫画なの?。」
K氏「これは宇宙飛行士の漫画なんだよね。」
F氏「宇宙飛行士になる漫画?。」
K氏「うーんとねえ。宇宙兄弟という題名からして、兄弟なんだけど。」
F氏「はい。」
K氏「弟のほうが、先に宇宙飛行士になっていて・・・・。」
F氏「ほう。」
K氏「まあ、兄の方は、幼少期は宇宙とかすごい好きだったんだけど、若干、斜に構える的な、そういう態度をとっていて・・・。」
F氏「ふん。」
K氏「で、兄は本気で宇宙飛行士を目指さなかった。」
F氏「ほう。」
K氏「でも、弟はすごい、まっすぐに宇宙に向き合って、実際に宇宙飛行士になるんだけど。」
F氏「うん。」
K氏「で、その時、兄は自動車メーカに勤めていて、ちょっと忘れたが何らかの事情により会社を辞めることとなる。んで、それから宇宙飛行士を目指すのだが・・・。」
F氏「んじゃ、結構年齢がいってから宇宙飛行士を目指すこととなる?。」
K氏「そうだね。弟のあとを追うような形で・・・。」
F氏「ほう。」
K氏「と、いう感じのストーリ。俺は、結構宇宙飛行士物好きなんだよね。昔サンデーで連載されてた漫画も好きだった。題名忘れたけど・・・。」
F氏「サンデーで? 宇宙飛行士物? そんなんあったっけ?。」
K氏「そう。作者は確か、サンデーでテニス漫画書いてた人だったと思う。」
F氏「ほう。」
K氏「何だっけかな、あの人。絵を見れば絶対分かるんだけど・・・。」
F氏「サンデーで、テニスは、まだしも、宇宙飛行士ものっていうのが全然記憶にないなあ。」
K氏「連載がホント短い期間かもしれないけど・・・。」
F氏「短編打ち切り系なんだ。」
K氏「短編打ち切りまでは行かないと思うけど・・・。」
F氏「ほう。」
K氏「なんだっけかな。あんまり好きな絵じゃないんだけど。ちょっと待って画像を検索するから。」
F氏「これかな、パスポートブルー。」
パスポート・ブルー―Flight day (1) (少年サンデーコミックス)

K氏「うーん。そんな題名だっけ?」
F氏「あー!この人ね。BB書いてた人ね。」
B.B 31 (少年サンデーコミックス)

K氏「そうそう!。」
F氏「この人の宇宙飛行士物。まったく読んだ覚えがないなあ。」
K氏「ちょっと作者の名前教えて。」
F氏「んーと、イシワタリオサム。」
K氏「へー。」
F氏「パスポートブルー。」
K氏「へーそんな題名だったんだ。」
F氏「うん。」
K氏「ちょっと画像検索してみよう・・。」
F氏「うん。」
K氏「あー、そうです、これです。」
F氏「全12巻も出てんの!。」
K氏「意外とやってたんだね。」
F氏「へー。」
K氏「おれが、何でこの漫画を読んでいたのかすら、今となっては分からないけど(笑)。」
F氏「(笑)。」
K氏「宇宙飛行士ものって・・・。宇宙飛行士になるまでの試験がよく描かれることが多くて。」
F氏「うん。」
K氏「通常ではない、いろんな状況テストとか・・・。学校の勉強だけでは量れない、極限状態に置かれたときにどんな対応ができるかみたいな。」
F氏「はいはい。」
K氏「砂漠でどうだーとかさ、暗闇でどうだーとかさ。宇宙兄弟では、そう言う試験に対する話がいろいろ書かれていて・・・。」
F氏「ほう。」
K氏「パスポートブルーもそうなんだけど。」
F氏「うん。」
K氏「そういうところで、宇宙兄弟の方は、主人公は特殊能力って分けじゃないけど、特異な才能を生かしていって活躍するみたいな、そんな感じの漫画 まあ、やっぱりパスポートブルーもそうだけど。」
F氏「ほう。」
K氏「宇宙兄弟は、なんかこう、むかしながらの非常に漫画らしい漫画ですね。」
F氏「それは何?・・・。ひとつづつ、宇宙飛行士になる為のハードルとか、なにかの条件をクリアしていくような、そういう漫画なの?。」
K氏「うーん。それは序盤の方の話かなあ、だけど、今これ12巻まで出ているのかな?。」
F氏「12巻。」
K氏「おれは、11巻まで読んでいるんだけど。そこまででいくと、宇宙飛行士に選ばれた後の話かな?。」
F氏「そう。」
K氏「実際、まだ宇宙には行けてないんだけど、宇宙に行くまでにどんな選考があるのか、そういう過程を描いた漫画。」
F氏「ふーん。」
K氏「・・・そうねえ昨今の漫画とかをいろいろ思うとさ、この漫画で言うべき話ではないのかもしれないけど・・・。」
F氏「うん。」
K氏「例えば、デスノートとか、イニシャルDとか、そうねえ、イニシャルDのほうがいいかな?。」
DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス) 頭文字D(1) (ヤンマガKC (567))

F氏「うん。」
K氏「なんか妙なリアリティを求めている漫画だと思うんだよ。」
F氏「そうだねえ、ギリギリありそうな話だからね。」
K氏「そう。」
F氏「そうね。最近はないけどね(笑)。」
K氏「ディテールに拘るというか。イニシャルDでいけば、車の挙動の細かな話をする場合があるじゃない。」
F氏「うん。」
K氏「でも、そういう漫画って、ひとつあらが出ちゃうとすごい突っ込み受けるじゃない?。」
F氏「リアルでやってきたのに、今更ファンタジーかよってこと?。」
K氏「そうそう、そういう場合、そりゃねえよみたいなさあ・・・。 そういう突っ込みを入れる漫画と、そうじゃない漫画ってあるじゃない。」
F氏「はいはい。」
K氏「宇宙兄弟は、やっぱり後者で、なんかとても漫画らしい漫画って事だと思うんだよね。」
F氏「ほう。」
K氏「そして、宇宙兄弟はそれが適度に漫画らしい。」
F氏「難しいなあ(笑)。」
K氏「何だろうね。要は、その・・・。今の世の中みたいに、ギスギスしていなくて、なんかそのいい漫画だなって印象。」
F氏「(笑)。」
K氏「(笑)。」
F氏「宇宙兄弟は現代なの?それとも近未来なの。」
K氏「うーんとね。厳密に言えば近未来かな。現代として読んでもなんの差し支えはないけど。」
F氏「ほう。なるほどね。ちなみにこの漫画の一番見所というか面白いところは何なの?。」
K氏「この漫画の面白いところ?。」
F氏「周りから面白い、面白いとは聞くんだけどさ。」
K氏「ふん。」
F氏「宇宙飛行士になるまでのプロセスとかその辺が面白いってわけじゃないんでしょ。」
K氏「それは、非常に難しくて、さっきも言ってたように宇宙飛行士になるプロセスにしても既出のものだしね。」
F氏「ふん。」
K氏「で、宇宙兄弟の人気のもとは何か?と言われたら、漫画らしい漫画である、いいバランスって事になると思う。」
F氏「バランス ほう。それは~ すごく魅力的なキャラクターとかそういう意味ではなく?。」
K氏「そういう意味では無いね。何だろうね。さっき言ったように超リアルに攻める漫画じゃないんだけど、かといって完全におちゃらけた漫画とか非現実的な漫画とか ってわけではなく。でも主人公にそれほど魅力があるわけではなく・・・。」
F氏「絵もそれほど特別うまいわけでは無いよね。」
K氏「でも、やっぱ絵も含め、いい意味でとても漫画らしく読める漫画かな。」
F氏「それはやっぱあれだねえ。やっぱ読んでみないと分からんね。」
K氏「だと思うよ。その漫画の魅力がこれって言えるやつもあるけどさ、宇宙兄弟はまったくそれが言えないね。(笑)。」
F氏「ww それってこのサイトの意義としてどうなんだろ?。」
K氏「まあ、いいんじゃない。でも、お勧めは出来るよ(笑)。」
F氏「読んでみないと分かりませんって。」
K氏「でも、この説明で的を得ているとは思うんだけどなあ・・。」
F氏「K氏は読んでいるから、それで納得できるんだろうけど、読んでない人間にしてみればやっぱ 「?」 ってなるよね。」
K氏「おそらくF氏だったら面白く読めると思うよ。なぜならうちらの世代で漫画に対する要求を満たすものだからかな。今まで読んできた漫画って、そんなにリアリティにあふれた作品だったか?とかディテールに拘った作品か?絵が綺麗だったか?とか、そうじゃないと思うのね。」
F氏「うん。」
K氏「でも、それらが見事にバランスした漫画。」
F氏「そういっても、やっぱり読んでない人間にはよく分からんな。まあ、これを機に読んでみますよ。」
K氏「読んでみてください。」
F氏「でも、宇宙兄弟はバランスのいい漫画(笑) っていう結論ですね。」
K氏「あと、誰が読んでも面白いと思うよ。」
F氏「万人受けするって事? 万人受けしてバランスのいい漫画。ある意味理想だね。」
K氏「いやーこれは漫画だよやっぱり(笑)。」
K氏「(笑)。」
F氏「(笑)。」

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